現代の動物医療、フード、サプリメントの進歩により、
昔、昭和の猫はだいたい平均寿命が5歳くらいでしたが、
今では14、5歳になり、20歳を迎える子もそうめずらしくありません。
猫に関しては、完全室内飼いが多くなったのも一因でもあります。
犬もあまり外で飼っているご家庭はなくなりましたね。
また、核家族化も進み、ペットと人との関係がより密接になってきました。
長い年月を人間同様にペットと過ごしていく中で、ペット=家族 となったのも必然かと思われます。
愛する家族と長い間一緒に過ごせることは私達飼い主にとってとても喜ばしいことです。
ですが、同時にペットの介護問題も避けては通れなくなってきました。
私は動物病院に勤務している時、ペットの介護をされている飼い主の方々をみてきました。
仕事を早退して毎週、時には毎日、点滴や注射をしに来院される方、
自宅でのペットの介護、認知症の相談など、様々でしたが、飼い主の方は治療以外に、
獣医師や看護師、または待合室で飼い主の方同士、我が子の様子を話すことで、ほっとされているようでした。その姿を見て、飼い主の方の心のケアも大事なのだと実感しました。
ペットは飼い主の様子にとても敏感です。
私たち飼い主はペットが病気になると「なにか良い方法はないか?」とペットとの時間を削ってまでネットや本などを見ては一喜一憂してはいないでしょうか?
もちろん、それらも必要ですが、ペットにとっては飼い主の方とのコミュニケーションがもっと大事なのではないでしょうか。ペットにとっては「いつもの毎日」がなによりの幸せです。その時のペットの状態にもよりますが、名前を呼んであげたり、なでてあげたりするだけでもペットは安心します。愛する我が子との時間を大切にしていきたいですね。